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塩竈市杉村惇美術館を会場行われた企画 「明日を、こしらえる」に参加した。 移動本屋のペンギン文庫さんが用意した書籍の中から1冊を選び、さらにその本の中から、「共」というテーマで文章を選ぶ。各自が1冊の中から選んだ文章が素材として配られ、それらをコラージュして自分の物語をつくり、ラッパーのHUNGERさんが用意した音楽に乗せて朗読する。 自分が選んだものと、思いがけず手渡されたものをもとに、物語を立ち上げていくのも、他の人が作ったものを聞くのも面白かったけど、これらの言葉をつむいだ書き手の方々は、こんな風に使われることってどう感じるだろうということも気になった。 自分は、スピード感のある対話や議論がとても不得意だ。頭の回転が追いつかなくて、対話の場などではその反射神経の強い人がその場で力をもつような感覚があり、自分はこの場所にふさわしくないのではないかと、いたたまれなくなってしまう。このwsの場では、それぞれがそれぞれのリズムをもって言葉を発っすることを肯定してくれるような安心感があった。
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