法螺貝をつくった記録
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■ 7月7日
法螺貝が欲しくて自作することにした。今日はカットして穴を開けるとこまで。唄口が届いたら石膏で固める。ためしにこの状態で吹いてみたけどちゃんと音が鳴った。ちなみに参考にしたウェブサイトのものが「真言型」なので、羽黒で使われているものとは違う作りになるみたいだ。
 大きいと持ち運び大変なので24cmの法螺貝でつくります
 先を2cmほど落とします
 糸のこを使いましたがすごく硬くて難儀しました
 ドリルで直径6mmの穴を開けました
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■ 7月9日
石膏を使い、唄口を法螺貝にとりつける。棒が固まって抜けなくなったり、穴はできたけど音が出なかったりで、2回やり直した。とりあえず音が出る状態にはなった。どうにも吹きずらかったが、穴を少し拡張したらやや改善した。
 使うのは「真言型」の唄口
 石膏で接続。唄口にも流し込む。割り箸で穴が塞がらないようにしてたが、固まって抜けなくなり、やり直した。
 このように立つとよいらしい
 空間が狭いと吹きづらい。トランペットのマウスピースを思い出しながら、漏斗型に削り込んだら、少し改善した
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■ 8月3日
紐の入手に時間がかかってしまったが、やっと法螺貝袋を編んだ。制作自体は2日間でできた。作り方の詳細がよく分からず完璧ではないけど、とりあえず肩から下げれるようにはなっている。改良が必要。この前肘折に行ったとき雄一さんが、法螺貝は楽器じゃなくて「法具」だよと教えてくれた。山伏でもない自分が作っても法具ということになるのだろうか…?
 編み始めのところ
 七宝編みにしていく
 完成。肩紐の編み方がよくわからず不完全。
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山で法螺貝を吹くのには作法があって、勝手に吹いてはいけないことに(現状)なっていると聞いた。それもまたその時の上の方の方針によって変わったりするそうだけれど。自分は山伏ではないから関係なく吹いてもよいのだろうか…?
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