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雪が積もったら融けるまでしばらく登れなくなるので、今シーズン最後の月山詣でに行った。
気温は5-6℃ほど。空気は冷たいが無風なのでそこまで冷えは感じなかった。
5:50ころ、9合目に辿りつく頃には朝焼けに包まれていた。佛生池小屋の前に並ぶ水子地蔵たちの顔が朝陽に照らされていた。徐々に気温も上がってきた。
6:30ころ、山頂に着く頃にはすっかり青空が広がっていた。風もなく、自分が今シーズン登った中では一番穏やかな月山だった。ありがたい。
少し休憩して、姥ヶ岳の方に向かう。ここでようやく姥ヶ岳方面から登ってきた人とすれ違った。
10:00ころ、再び山頂に戻りだいぶゆっくり過ごして下山開始。佛生池小屋に着いたら何を食べようか思案しながら9合目を目指す。
下山中、山頂付近をヘリコプターがなんども往復してくるのを見かける。
裏には今シーズン分のゴミをまとめたものなど大きな荷が3つ。
今年の月山は3回山小屋に宿泊したけど、どの日もやはり日が落ちる直前と、日の出前〜出るまでが一番うつくしい山が見れると思う。その時間帯にブロッケンも3回見れたし、粟島にかかる影月山も見れた。しかし、やはり日の入りの頃や夜明け前の山頂は夏でも凍えるほどになるし、立っていられないほど風が強い時もある。貧弱な自分が過酷な環境のなかで安全に滞在していられるのも山小屋があってこそなので、荷物が麓に降ろされていく様は感動的ですらあった。あらためて山小屋のみなさんに感謝の気持ちでいっぱいになった。 佛生池小屋を経って8合目に降りる道中、百名山の取材?を受けている山頂小屋の旦那さんに遭遇。
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