20210704_月山山頂から立谷沢川源流部界隈

朝食後、山頂から立谷沢川源流部界隈を見に出かけた。
清川方面へ雪渓を下るのは初めてのこと。
霧に包まれた雪渓を抜けて登山道に入ると、花盛りのサラサドウダンが。とてもおしゃれ。

以前このあたりで見たという言葉を頼りに足元を注意深く探りながら歩くと、ひっそりと咲く紅花一薬草を発見。
奥ゆかしくもキュートな佇まい。しばらく撮影会。

清川行人小屋のある北側の斜面まで来ると、雪がとけたばかりの斜面で、ウド、ユキザサ、リュウキンカが採取できた。
初春に戻ったような風景に心が弾む。

いよいよ本日の目的地、立谷沢川本流の源流部に到着。
融雪水を含んだ沢水が、雪渓から冷気をまといながら勢いよく流れ出る。
息が詰まるほどの迫力に恐怖すら覚えた。
春に山菜採りで見てきた月の沢の本流、その流れが生まれる現場はどんな感じがするのだろうと気になっていたので、
その場所に立っている喜びで胸が震えた。

帰りは雪渓&沢登り。6本詰めのアイゼンを装着。芳賀さんはいつものふつうの長靴(に、つける必要はないけど、私が持ってきたチェーンスパイクを装着)。
滑落常習犯の私に「落ちないでよ」と一声。

雪渓の下に沢が流れている場合、薄くなっている場所がないか気をつける必要があるけど、
それは音で聞き分けるらしい。
滝つぼに水がおちるような音が下からする、その音が近くか遠くかで雪渓の薄さを判断する、というけど、
私にはその音が全く聞き取れない!耳を澄ましてもぜんぜん聞こえない! 
 
ガスで視界が効かない雪渓をひたすら上り、途中「遭難だ」などと冗談?を言いながら、予定通りの15:30に頂上へ帰宅。
「さすが名ガイド」と自画自賛。いや、本当にすごい、これ以上ない名ガイドです。
 
夕飯に、ウドの胡麻みそ和え、リュウキンカとユキザサはお浸しにした。
芳賀さんが「清川産のウドの味はいかが?」と。
もちろんとても美味しい。(芳賀さん、「失敗した」と言いながら作ってたけど、結局「美味しくできたじゃない」と満足そう)
そしてやっぱり山歩いて何か採って帰ってこれるのがとても嬉しい。
「月の沢」という世界がまたひとつ広がる体験をした。
 
 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


Date: 07/07/2021 | Category: 山野草|立谷沢 | Name: Nozomi TANAKA / 田中望