蚊遣り火の蔵 | Nozomi TANAKA 蚊遣り火の蔵 – Nozomi TANAKA

 

     
蚊遣り火の蔵

「東アジア⽂化都市」とは、日本、中国、韓国の3か国で各都市が⾏うさまざまな文化プログラムを通して交流を深める国家プロジェクト。2016年度は奈良市が選ばれ、文化施設を会場に、アジア人作家が作品制作を⾏った。自身は、奈良市ならまちエリアの「オリエント館」(⻨麦蔵)を展示会場とし、2016年9月3⽇〜10 月23日にかけて、個展形式の展示を⾏った。制作のための取材は同年5月から8⽉にかけて、数回に渡り奈良市を訪れ、現地取材、文献調査、地元の方々や博物館での聞き取りを行った。
網⼾やクーラーが普及する以前、蚊帳は奈良の重要な産業の⼀つであった。麻や苧⿇を素材としており、ある程度の世代までは共通の記憶となっている。会場の蔵はものをしまう所であるが、蔵のなかで、かつての記憶の⾵景や感触を呼び覚ますようなコンセプトで制作した。

取材ノートを読む


Date: 07/06/2020 | Category: | Name: Nozomi TANAKA